なぜスノーボードにゴーグルが必要なの?

スノーボードをする際に着用した方がいいとされる「ゴーグル」。ゴーグルを持ってはいるけれど、きちんと付けずに滑っている人も見かけます。ゴーグルはなぜ着用する必要があるのか、理由を説明できますか?ゴーグルを着用する意義について今一度確認しましょう。

 

目(視界)を守る為にはゴーグルは必須アイテムです!

スノーボードでスピードを出しながら雪山を滑っていると、前からの風と雪が強く顔に打ち付けられるので視界が悪くなります。前が十分に見られないまま滑ることで転倒や衝突によるケガの危険性も高まりますし、そもそもスピードを出して楽しむというスノーボード本来の目的を果たせません。そのため、ゴーグルを着用することでクリアな視界を手に入れる必要があります。
また、ゴーグル表面のコーティングがしっかりしていることも重要です。コーティングの良し悪しによって、吹雪や大雨といった悪天候の中での見え方もはっきりと違いがでます。斜面の凹凸や風の流れをはっきりと捉えることができれば、スノーボードもより一層高いレベルで楽しむことが出来ます。

 

雪山の紫外線量には注意が必用です!

雪山、特にスキー場といった一面が雪で覆われている場所では、真夏並みの紫外線量があります。それは、新雪による紫外線の反射率が80%と群を抜いて高いからです(草や土での紫外線反射率は10%以下)。また、紫外線には空気中にある水分やチリによって進行方向を変化させる「散乱光」というものがあります。標高が高いスキー場では空気が澄んでいるため、散乱光による紫外線の分散が起こりづらい状態にあり、地上に届く紫外線量が多くなっています。紫外線が目に入ることで、急性の紫外線角膜炎といった眼病や目の老化の促進の原因になると考えられています。UVカット加工がしっかりと施されたゴーグルを着用することで、スキー場の強い紫外線から目を守りましょう。

 

ゴーグルはプロテクター代わりにも成ります!

ゴーグルには、転んだときに頭や目を守る「プロテクター」としての役割も期待できます。スノボでの事故では、他のスキーヤーとの衝突や転倒、ブレーキし切れず木に衝突することなどが挙げられます。どの場合にせよ、衝突によって頭を強く打ってしまうと致命傷にもなりかねません。衝撃を少しでも和らげるという意味でも、ゴーグルをつけることは大事なのです。また、眼鏡をかけている人は転んだ拍子に眼鏡が割れて目に刺さる危険があるので、特にゴーグルの着用が必要です。眼鏡用のゴーグルをかけて衝撃を最小限に抑えましょう。




ゴーグルはどうやって選ぶの?

ゴーグルを選ぶ際、想像以上に種類が豊富だったり、分からない機能がついていたりして、どれを選んでいいのか迷った経験のある方も多いのではないでしょうか?ここからは具体的にどのようなブランド、形状や、レンズカラーがあるのかを見ていきます。

代表的な人気ブランド
  • OAKLEY オークリー
  • ELECTRICエレクトリック
  • 【 VONZIPPER】ボンジッパー
  • 【 DRAGON】ドラゴン
  • 【SMITH 】スミス
  • 【DICE】ダイス
  • 【ELECTRIC】エレクトリック

 

ブランド選びのアドバイス

私の主観でブランドを選ぶと、 OAKLEY オークリーだけが抜けてます。アメリカを代表するアイウェアメーカー「OAKLEY(オークリー)」。日本でもスノーボーダーに多くの利用者がいる人気ブランドですが、他のブランドの同じ価格帯のゴーグルと比べるとレンズが飛びぬけて良いです。

レンズだけで判断するとオークリーですが、フレームやフィット感、視野の広さなど考えるとブランドでは選ばない方が良いです。販売店に出向きいろいろと試着して自分に合ったゴーグルを選ぶようにしましょう。

シーズン後半に成ると試乗会がありゴーグルを試着して滑走できます。その際に自分に合ったゴーグルを探すとより良いゴーグルが見つかります。

 




ゴーグルを選ぶ時の注意点!

 

形状

ゴーグルの隙間から風や雪が入ると視界の悪さにつながりますので、顔へのフィット感が大切です。さらに、ゴーグルをかけた際に接するすべての部分へのプレッシャーが一定になっているか、着け心地を確認することも長く使う上で非常に大事なポイントです。
また、ゴーグルにはフレームがあるもの、ないものの2種類あります。フレームがないことで視界が広がり、溝部分に雪が溜まらないことで曇りづらいというメリットがあるので覚えておきましょう。
欧米人と日本人では鼻の高さが異なるため、日本人に合うように作られた「ジャパンフィットモデル」と記載のあるゴーグルもおすすめです。

 

値段による違い

ゴーグルの値段は概ね1,000円~40,000円オーバーと大きく幅に開きがあります。その理由として、性能の違いによるものが大きいです。レンズの性能や加工、カラー、フレームの有無など、高機能なほど値段は高くなります。予算と機能に折り合いをつけ、快適にスノボができるゴーグルを選びましょう。

 

 

レンズの色による違いについて

レンズの色はかっこいい、かわいいというデザインの面で選びがちですが、それぞれの色味に適した環境や天候等の条件があります。スノーボードをより快適にするためにも、代表的なレンズの色味ごとの特徴を知り、自分に合ったレンズを選びましょう!

 

オレンジ系

最もオーソドックスなゴーグルのカラーがオレンジ系です。晴天時の太陽光を抑え、曇天時には視界を明るくしてくれます。暗くなってからの見え方も比較的良好のため、初めて買うゴーグルにはピッタリです。

 

ブルー系

オレンジ系のゴーグルよりも眩しさをカットするので、晴天時の強い太陽光の中でも滑りやすいレンズです。コントラストや陰影がくっきりとするので、斜面の凹凸も見やすくなります。ただ、ナイターなどの暗闇には不向きです。

 

ミラー系

光を反射する性質が強く、快晴のときには見えやすいものの、暗いところでは見えづらいという特徴があります。目元を隠せるため、おしゃれなゴーグルとしての人気は高いレンズです。

 

クリア

ミラー系とは真逆で、光をすべて取り入れる透明なレンズです。ナイターや夕暮れ、曇天でも明るい視界を保つことができますが、晴天時には眩しすぎて使えないことが多いです。

 

レンズが曇る!防止策は?

スノーボードをしているとき、ゴーグルが曇って視界が悪くなるとスピードを出せなくなりますし、事故に繋がる危険性もあります。其処で、レンズの曇り止めについて考えましょう。

なぜレンズって曇るの?

ゴーグルが曇る主な原因は、ゴーグルの内部と外気との気温差です。滑っているうちにゴーグル内の温度が下がり、水蒸気を気体に保っておけず、水滴となってレンズの表面に現れて視界を悪くします。それと良くあるケースが、転倒によってゴーグルの内に雪が入った場合です。

曇った時はどうすればいいの?

誰でもできる簡単な工夫としては、冷たい手の甲で顔表面の温度を下げてからゴーグルを着用することで外部との気温差を小さくすることです。これからゴーグルを購入する方は「ダブルレンズ」というレンズを2枚重ねたものを選ぶことで、曇りを軽減することができるのでおすすめです。*メーカーによってはスペアレンズ(晴れ用・天気が悪いとき用など)がついているので、状況によって上手に使い分けましょう。

ゴーグルの内に雪が入った場合の対処方ですが、トイレに備え付けのエアータオル(ハンドドライヤー)で乾かす方法も有ります。また、ゲレンデによってはトイレにドライヤーを備え付けている所も有りますが、注意が必要で温風が強すぎて近づけ過ぎるとゴーグルが変形する場合が有るため、注意して乾かしましょう。