スキー場選びの基礎知識

代表的な国内のスキー場数で305ヶ所もあります。それぞれのスキー場に特徴があり、難易度もさまざまです。初級者に優しいゲレンデは良いゲレンデだとはいえますが、必ずしも上級者を満足させるものではありません。自分の技量や目的によって、好みのゲレンデは分かれるものです。では、自分にあったゲレンデをどのように選んだらよいのでしょうか。ここでは、スノボ・スキー場の選び方の基礎知識をご紹介しましょう。




スキー場を選ぶポイント

ダイナランド・高鷲スノーパーク
ダイナランド・高鷲スノーパーク コースマップ

 

スキー場を選ぶポイントは数多くあります。ここでは、基本となる7つの指標について、ダイナランド・高鷲スノーパークを例に説明します。これ以外にも選ぶ基準はありますが、基本的なポイントとしてあげておきます。なお、当サイトのスキー場紹介でも、すべてこれらを掲載しています。

 

総面積

パラダイスAコース
乙女コース

スキー場の広さの尺度です。一般的には広ければ広いほどいいのですが、広すぎても全部滑れるわけではありません。

  • ダイナランド・高鷲スノーパーク:1.800.000㎡

※広さも十分なゲレンデで、初心者から上級者まで楽しめるスキー場です。ぎりぎりターンが出来る程度の初心者なら、一日あれば、コース全体を滑ることも可能です。

 

コース数

スキー場の規模の尺度になります。一般的には多ければ多いほどいいのですが、多すぎても全部滑れるわけではありません。総面積に比べてコース数が多いと、狭いコースが多い場合があります。

  • ダイナランド:全21コース
  • 高鷲スノーパーク:全12コース

※コース数も合計で33コースあり申し分無いですね。

 

最大標高、最低標高

スキー場の雪質を計る尺度になります。一般的には、同じエリアなら標高が高いほど雪質は良くなります。とくに、シーズン初め、シーズン終わりには、注意したい指標です。

  • ダイナランド:ベースで983m、トップ(βライナー山頂)で1,430m
  • 高鷲スノーパーク:ベースで950m、トップ(βライナー山頂)で1,550m

※標高もベースで950mあり申し分無いですね。ベースで1000mぐらい有れば良いと思います。




標高差

スキー場のバリエーションの尺度になります。一般的には標高差が大きいほどバリエーション豊富なゲレンデを作りやすくなります。が、初心者にはあまり意味のない数字です。

  • ダイナランド:ベースで983m、トップ(βライナー山頂)で1,430m 、標高差は447m
  • 高鷲スノーパーク:ベースで950m、トップ(βライナー山頂)で1,550m 、標高差は600m

※高鷲スノーパークで標高差は600mあり申し分無いですね。

 

 

最長滑走距離

連続滑走のできる最長距離です。中・上級者にはスキー場の楽しさを計る尺度になります。

  • ダイナランド:最長滑走距離3,200m
  • 高鷲スノーパーク:最長滑走距離4.800m

※高鷲スノーパークで最長滑走距離4.800mあり申し分無いですね。ロングランが楽しめるでしょう。

 

 

最大斜度

スキー場の難易度を測る尺度になります。ただし、最大斜度が急であっても、全体的には易しいスキー場の場合もあります。

  • ダイナランド:斜度は最大24度、平均11度
  • 高鷲スノーパーク:斜度は最大40度、平均12度

斜度も申し分無いですね。

 

 

リフト・ゴンドラ数

スキー場の広さ、バリエーションをあわせた尺度であるとともに、混雑を示す尺度になります。コース数に比べてリフト・ゴンドラ数が少ない場合は混雑しやすいスキー場かもしれません。

  • ダイナランド:クワッド3基・その他2基.
  • 高鷲スノーパーク: クワッド3基・ゴンドラ1基・その他2基.

※高鷲スノーパークには、ゴンドラが1基有り、週末の混雑は軽減されるものの、全体的にリフトが少なくリフト待ちは避けられないでしょう。

 

 

レベル割合

初級、中級、上級のゲレンデの割合です。ゲレンデの特性を示します。ただし、多くのスノボ/スキー場はだいたい30%〜40%ずつの割合になっているので、実質的な意味は持たないこともあります。

  • ダイナランド:初級40%、中級32%、上級28%
  • 高鷲スノーパーク:初級35%、中級35%、上級30%

※平均的なゲレンデだと思います。

 

 

初心者がスキー場を選ぶポイント

上記の7つのポイントのくわえて、初心者はゲレンデの各コースごとの指標を確認しておきましょう。ゲレンデ全体ではなく、自分が滑るであろう「初心者コース」のスペックをよく見ておくことが大事です。

  • ダイナランド:平均11度
  • 高鷲スノーパーク:平均12度

※平均的なゲレンデだと思います。

 

 

最大斜度、平均斜度

各コースの詳細データには、最大斜度と平均斜度が掲載されていることが多いです。初心者の場合は、最大斜度は20度くらいが限度でしょう。ただ、最大斜度はあくまでも一部分ですので、より重要なのは平均斜度です。初心者は平均10度〜14度ぐらいが適しています。
なかには、平均5度などの超緩斜面もあります。ただ、あまりに緩い斜面は、それはそれで滑りにくいので、初めてスキーをする人以外にはおすすめしません。

  • ダイナランド:最大24度
  • 高鷲スノーパーク:斜度は最大40度

※平均的なゲレンデだと思いますが、緩斜面で練習しましょう。

 

 

コース幅

コース幅も、斜度と同じぐらい重要です。なぜなら、広いコースなら、少々斜度が厳しくてもゆっくりターンをすることで初心者でも滑れるからです。また、幅の狭いコースは人が詰まりやすく、ぶつかりやすくなります。その意味でも、コース幅は広ければ広いに超したことはありません。ただ、残念なことに、コース幅を明記しているスノボ/スキー場はまだ少数です。

  • ダイナランド:十分有ります
  • 高鷲スノーパーク:十分有ります

※平均的なゲレンデだと思います。

 

 

滑走距離

上記の斜度、コース幅に比べれば、重要度は下がります。ただ、初心者は滑走距離が長すぎても短すぎてもよくないものです。長すぎると疲れやすいですし、短すぎると練習に不向きです。おおよそ500m〜1000mくらいが適度でしょう。

  • ダイナランド:距離的には問題無いです
  • 高鷲スノーパーク:距離的には問題無いです

 

 

コースの独立性

これは数値では表せませんが、スキー場のゲレンデマップを見ることでわかります。初級者コースの上部に中・上級者コースがあると、中・上級者が初級者ゲレンデに滑り込んでくることになります。これは危険な場合がありますので、できれば初級者向けゲレンデは独立しているほうがいいでしょう。

  • ダイナランド:初級者コースあり問題無いです
  • 高鷲スノーパーク:初級者コースあり問題無いです

 

ダイナランド・高鷲スノーパークの評価

ダイナ・高鷲での検証でしたが、5段階評価で4.8は有るスキー場だと思います。週末のリフト待ちが懸念されるゲレンデですが、総合的にはとても良いスキー場だと思います。

上記のようにポイントを押さえスキー場を選んで下さい。